【世界から】NZ 「メガ・ストライキ」で勝ち取ったものとは(47NEWS)
今年5月29日、ニュージーランドで同国史上最大規模の「メガ・ストライキ」が行われた。小学校から高校まで全公立校に勤務する5万人以上の教師が、政府に現在の教育システムの改善を求めて立ち上がったのだ。
ストライキ当日は当然、授業はなくなる。結果、全国で「休み」となった生徒の数は70万人以上にもなった。言うまでもなく、最も影響を受けたのが子どものいる家庭。大きな混乱が起こった。
▼子どもをどうする?
実は、教師によるストライキは昨年8月から散発的に行われていた。「メガ・ストライキ」もその一環だった。彼らが求めていたのは、「1クラス当たりの生徒数の削減」や「特別な支援を必要とする生徒へのサポートの強化」、「給与増」などだ。
背景にあるのは、教師たちの強い危機感だ。慢性的な教師不足と、その影響による恒常的な過重勤務は近年とみに深刻化している。このため、教育の質が低下することを教師たちは憂慮している。要求が通れば、こうした問題解決に一歩近づけるだけでなく、教員のなり手が増えるのではないかという期待もあった。
[紹介元] 47NEWS – 国内 – Yahoo!ニュース 【世界から】NZ 「メガ・ストライキ」で勝ち取ったものとは(47NEWS)
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