リアルな表情に一瞬びっくり 江戸時代のご先祖様 頭蓋骨模型からCTや3Dプリンター駆使、長岡藩歴代藩主を立体復元(47NEWS)
お殿さまだったご先祖たちの首がずらり―。リアル過ぎる表情の造形に一瞬びっくりするこの光景。「常在戦場」を家訓に掲げたことで知られる長岡藩(現在の新潟県長岡市域)の藩主牧野家の歴代の顔を、残されている頭蓋骨の模型から立体的に復元するプロジェクトの成果だ。現在も進行中のこのプロジェクト、東北大や佐賀大などの教員ら約15人が参加している。コンピューター断層撮影装置(CT)や3Dプリンターを駆使し、再現度はかなりのもの。実際に見た人からは「リアルすぎてさらし首みたい」との声も。まとめ役は新潟医療福祉大の奈良貴史教授(自然人類学)。「昔の人の細かな顔つきは、文字に残らない歴史の一こま。骨から事実を解き明かしたい」と意気込んでいる。
▽4人の顎、なぜ細い?
復元されたのは18世紀半ばから19世紀半ばにかけて活躍した6代忠敬(ただたか)、7代忠利(ただとし)、それに幕府で老中を務めた10代忠雅(ただまさ)の3人の藩主と9代藩主の長男忠鎮(ただしず)。顔からは似通った特徴が読み取れる。高い鼻に大きな目、ほっそりとした顎がそうだ。実は、細い顎は当時の身分の高い人に特有とされる。火の通った米やほぐした魚など、軟らかい食べ物を幼少期から食べ続けることが一因で形作られるという。
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