憲法が掲げる「理想」とは 違背し続ける政権(47NEWS)
ことしも暑い夏がめぐってきた。74年前の夏、想像の中のオキナワ・ヒロシマ・ナガサキはあまりにも悲惨だ。
国内でも戦地でも、人の命は軽かった。戦争は人を人でないものとして扱い、人を人でないものに追い込んだ。
いったい誰がこのような事態を招来したのか。過去に対する追及を先鋭化させたい気持ちに駆られるが、ここでは現在形の疑問に向き合いたい。
戦後日本はどこを原点として、いまどんな座標にいるのか。それは肯定できるのか。
妥協や揺り戻しはあったにせよ、出発点の一つは1946年11月に公布された現行憲法であろう。日本国憲法の戦争に対する考え方は、いま争点になっている9条よりも、前文によくあらわれている。
前文は最初に国民主権を宣言する。次の段落がいわゆる恒久平和主義だ。
「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」
[紹介元] 47NEWS – 国内 – Yahoo!ニュース 憲法が掲げる「理想」とは 違背し続ける政権(47NEWS)
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